オタ活・推し活ってとっても楽しいですよね✨
イベントに行ったり、グッズを集めたり、創作をしたり、推しの活躍を見守ったりする時間は、日常の中の大切な彩りだと思います。
けれど、ときにお財布に大きな負担をかけることも事実。
好きな気持ちが大きいぶん、ついお財布の紐もゆるみがちになってしまいます。
でも、せっかくの趣味を「お金がないから」とあきらめるのはもったいない!
大切なのは「我慢して節約する」のではなく、「賢く予算を増やす」という発想の転換です💡
この記事では、日常の無理のない節約と賢い家計管理で、オタ活・推し活予算を増やすヒントをご紹介します。
私自身の実体験とそこから考えたことをもとに、今日からからすぐに実践できる具体的なテクニックもお伝えしていますので、参考になればうれしいです。
- 毎月のオタ活・推し活予算が足りなくて悩んでいる方
- 好きなグッズやイベントを我慢することが多い方
- オタク趣味と将来の貯蓄を両立させたい方
- 突発的なオタ活・推し活出費で家計が乱れがちな方
- 固定費の見直しや節約のコツを知りたい方
- オタク活動を通じて副収入を得たい方
ちなみに「お金よりも時間を増やしたい!」という方にはこちらの記事がおすすめです💕
予算と時間の両面からオタ活・推し活を充実させていきましょう!

オタク女性の家計事情と課題
オタク趣味にはさまざまな出費がつきものです。
同人誌やグッズの購入費、イベントやライブのチケット代、交通費、ゲームや音楽などのデジタルコンテンツなどなど……。
ひとつひとつはそこまで高額ではなくとも、積み重なると意外と大きな出費になりがちです。
特にオタク趣味の厄介なところは、突発的な出費が多いという点。
推しの新グッズが突然発売されたり、限定イベントが告知されたりして、ついつい衝動買いや衝動課金をしてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
恥ずかしいのですが、私もこれまであまたの失敗を重ねてきました。
- クレジットカードに依存して、気づいたら限度額ぎりぎりの借金ができていた
- 「今回だけ」と思って貯金を崩したら、いつしかそれが習慣になってしまった
- 毎月いくらを趣味に使っているかを把握しておらず、1ヶ月5,000円でしのがなくてはいけなくなってしまった
今は借金を完済していますが、毎月数万円を返済に充てなければいけない時期が6年ほど続いてしまいました。
返済のために参加をあきらめなければならなかったイベントやライブもあったため、本当に後悔しかありません💧
ですが今ではこのときの反省を活かして、適切な家計管理と工夫を心がけています👛
オタ活・推し活予算を確保するための基本3原則
オタク趣味と健全な家計を両立させるために、私が考えた基本原則は3つあります。

趣味と将来設計のバランスをとった予算組み
アラサー世代にとって大切なのは、将来の安心と今の楽しみをバランスよく両立させること。
そこで提案したいのが「趣味と将来設計のバランス型」の予算組みです。
- 月収から固定費(家賃など)を引く
- 残ったお金の約25~30%を将来のための貯蓄・投資に割り当てる
- 約20%程度を趣味の予算として確保
- 残りで食費や日用品費などの変動費のやりくりをする
この方法の最大のメリットは、将来の安心を確保しながら、趣味も計画的に楽しめる点です。
将来のための貯蓄・投資を最優先にすることで、30代・40代になっても安心して趣味を続けられる土台を作れます。
また、趣味の予算を事前に確保することで、計画的な活動が可能になります。
さらに「趣味のために節約をがんばろう」というモチベーションも生まれます✨
モデルケース
仮に手取りが20万円・1人暮らしとした場合、どのように予算を組めばいいのか、具体的な例を見てみましょう。

- 固定費:9,0000円
- 家賃:60,000円
- 水道光熱費:10,000円
- 通信費:10,000円
- 保険料:10,000円
- 貯蓄・投資:35,000円
- 通常の貯蓄・投資:30,000円
- オタ活・推し活緊急資金:5,000円
- 趣味の予算:20,000円
- 変動費:約55,000円
- 食費:20,000~25,000円
- 日用品費:5,000円
- 交通費:5,000~10,000円
- 交際費:5,000円
- 被服費:5,000円
- 雑費:5,000~10,000円
このモデルケースでは、固定費をできるだけ抑えめに設定し、将来のための貯蓄・投資と趣味の予算をしっかり確保しています。
特に注目すべきは、貯蓄・投資の中に「オタ活・推し活緊急資金」を設けている点です。
詳しくは後述しますが、これにより突発的な大型イベントや限定グッズ発売にもある程度対応できます。
もちろん、このモデルケースはあくまで一例です。
家賃が高い都心部では難しいかもしれませんし、逆に地方であれば固定費をもっと抑えられるかもしれません。
大切なのは、自分の状況に合わせて調整しながらも、将来のための貯蓄・投資を最優先にするという原則を守ることです。
家計をとことん「見える化」する
家計管理の基本ですが、支出を記録・分析する習慣はとても重要です。
特にオタク活動は小さな出費の積み重ねになりがちなので、漫然と過ごしているだけでは全体像を把握することが難しいです💧
家計を「見える化」するために、おすすめの方法を紹介していきます!
オタ活・推し活専用の支出記録を作る
すべての支出を記録するのは面倒に感じても、「オタ活・推し活だけ」なら続けやすいのではないでしょうか?
「見える化」することで、思わぬ出費の発見や、次の推し活計画にも役立ちます。
きっちりした家計簿を作ろうとすると面倒になってしまうこともあるので、はじめはシンプルなメモアプリに記録していくだけでもじゅうぶんです👌
月に1度、支出を分析する時間を設ける
毎月末や給料日前など、決まった日に15~30分だけ時間を取って、支出を振り返ってみるのもおすすめです。
- 今月は予算内に収まったか
- 趣味の予算の中でどこにいちばんお金を使ったか
- ムダだったと感じる出費はあったか
これらをチェックするだけで、
- このグッズはひとつだと安いけど、ボックス買いしちゃったから高くついたな
- このイベント、交通費含めるとかなりかかってるな
などといった気づきが生まれます。
そして、その気づきが次の賢い選択につながり、長期的に見て趣味の質を高めてくれます🪄
メリハリのある支出を心がける
推しのすべてのグッズを買い、すべてのイベントに参加する!
……なんてできればいいですが、あまり現実的ではありませんよね。
大切なのは、本当に価値のあるものにお金を使うメリハリのある支出です。
- 「絶対に譲れないもの」と「あれば嬉しいもの」を明確に区別する
- (複数の推しがいる場合)推しキャラやコンテンツに優先順位をつける
- 購入前に「このグッズは1ヶ月後も欲しいと思えるか?」と自問する
- ソシャゲでの課金タイミングは推しの新規★5が来たときに限る
- ライブに申し込むのは首都圏の会場だけ
- イベントへの参加は年に2回まで
- 特殊装丁の同人誌を出すのは総集編のときまでとっておく
などといったルールを自分で設定すると、出費を抑えられます。
……ただ「そんなこと言ったって好きなものをあきらめたくない!」というお気持ちも痛いほどわかります😖
そのためにもこれら3つの原則を守って趣味の予算の土台を整えたうえで、さらに固定費の見直しなどを行って予算を捻出していきましょう!
固定費を見直して趣味の予算を捻出する方法
趣味の予算を増やすうえでもっとも効果的な方法は、毎月必ず発生する固定費を見直すことです。
固定費は家計の中で大きな割合を占めており、ここを最適化するだけで月に数万円の節約も夢ではありません✨
通信費の最適化
多くの方が、気づかないうちに高額な通信費を払っています。
スマホのプラン
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えで、月に3,000~5,000円程度の節約が可能です。
私の場合、大手キャリアと契約していたときは月に8,000円ほど支払っていましたが、
格安SIMに乗り換えたところ、スマホ代が月2,000円程度になりました👌
不要なサブスクの解約
使っていないサービスやアプリの有料プランを見直しましょう。
月にたった500円でも、年間で6,000円の出費になります。
月初に課金されるものが多いため、毎月末にチェックするのがおすすめです!
私は使っていないサブスクを一気に解約したところ、月に約4,000円の節約に成功しました。
前述のスマホのプランの見直しと合わせれば、なんと月10,000円も浮かせることができました✨
食費の賢い節約
食費は固定費ではありませんが、毎月必ず発生する大きな支出です。
ここを工夫するだけでも、推し活予算を大幅に増やせます。
自炊する
節約と言えばやはり自炊ですよね。
外食やコンビニ弁当、Uber Eatsに頼ってばかりいると、食費が月3~5万ほどかかることも。
毎日自炊する時間が取れなくとも、休みの日に作り置きをしておくことで食費を節約することは可能です。
私は毎週末に平日5日分のお弁当を作り置きして冷凍しておき、職場のレンジで解凍して食べるようにしています。
1回の調理に1時間半ほどかかりますが、月の食費を15,000円ほど浮かせることができるようになりました!
詳しいやり方は以下の本がわかりやすく、レシピも豊富なのでおすすめです🍙

まとめ買いの活用
特に都市部に住んでいるとあちこちにコンビニがあるので、ついふらふらと引き寄せられてしまうこともありますよね。
週末にまとめて食材を買っておき、平日のコンビニ利用を減らすだけでも大きな違いが出ます。
食材宅配サービス・ミールキットの利用
忙しい方は食材宅配サービスやミールキットを活用するのも一手。
正直スーパーよりは若干割高になりますが、外食やUber Eatsよりは断然安くなります。
私が個人的に特におすすめするのが、ミールキットの老舗・「ヨシケイ」の「カットミール」です!
包丁をほとんど使わずに調理できるミールキットのため、疲れて帰ってきても15分程度でバランスの取れたご飯にありつけるのがとてもありがたいです💕
また数日分の食材費がある程度まとめて引き落とされるので、月にかかる食費を把握しやすいというメリットもあります。
光熱費の削減テクニック
意外とあなどれないのが光熱費の節約です。
特にひとり暮らしの場合、ちょっとした工夫で大きく変わります。
電気代
- 待機電力のカット(スイッチ付きの電源タップやスマートプラグを利用)
- LED電球への交換
- エアコンの適切な温度設定(夏28℃、冬20℃をベースに調整)
などの細かな工夫だけでも、月1,000円程度カットできました!
スイッチ付きの電源タップはなじみ深い方も多いかもしれませんが、最近はその進化形とも言える、スマートプラグも登場しています。
スマートプラグを使えば、家電の電源をスマホや音声で遠隔操作できるようになります。
たとえば、外出先から家電の電源をON/OFFしたり、毎日決まった時間に自動で電源を切り替えたりと、節電の効率をグンと高めることができます。

水道代・ガス代
シャワーヘッドを節水仕様のものに変えるだけで、年数千円程度の節約が可能です。
- 水圧の強さを保てるもの
- 付け替えが簡単なもの
- 節水率30%~50%程度がおすすめ
- 止水スイッチ付きだとさらなる節水も可能

ちなみに最近流行り(?)の風呂キャンセルは水道代・ガス代をかなり節約することはできますが、やはり衛生的におすすめはしません😢
住居費の見直し(必要に応じて)
もっとも大きな固定費である住居費。
これを見直すのは大変ですが、効果も絶大です。
引っ越しの検討
家賃の目安は手取りの30%程度が目安と言われていますが、昨今の物価高ではなかなかそうもいかないですよね💧
しかしあまりにも家賃の負担が大きい場合は、少し離れた地域や、駅から徒歩15分以上の物件に引っ越すこともおすすめです。
私も毎月の家賃の負担を大きく感じ始めたので、再来月には現在住んでいる駅徒歩10分の家から、徒歩20分の家に引っ越します。
引っ越しで一時的に金銭的な負担は増えるものの、引っ越し後には家賃を月30,000円も抑えることができるようになる予定です。
ちなみに家探しをする中で感じたのは、駅徒歩15分以上の物件がかなり狙い目だということ。
私が住んでいる地域特有のものなのかもしれませんが、このあたりに家賃相場の分水嶺があるように感じました。
実際にsuumoなどで条件を絞って検索してみると、割安な物件が見つかりやすい印象です。
もちろん、引っ越しは大きな決断になりますので、メリット・デメリットをしっかり検討した上で判断しましょう!
ルームシェア・シェアハウス
友人や知人とのルームシェアや、シェアハウスへの入居で家賃を抑えることも可能です。
私も以前はシェアハウスに住んでいて、家賃相場がワンルームで110,000円ほどの地域に、60,000円でかなり快適に暮らしていました。
シェアハウス探しはシェアーズや東京シェアハウスといったサイトで検討してみるのがおすすめです。
契約更新時の交渉
少し勇気がいりますが、物件の更新時に家賃交渉をすることで、数千円の値下げに成功するケースもあります。
オタク活動特化の賢い節約術
固定費の見直しに加えて、オタク活動そのものを賢く行うことでも、予算を効率的に使うことができます。
同人誌・グッズの賢い購入方法
セール・クーポンの活用(DLsiteがるまに)
「DLsiteがるまに」などのダウンロード型電子書店では、定期的にセールが開催されます。
ジャンルごとのセールが定期的に開催されていたり、春はスプリングセールやGWセール、夏はサマーセール、冬はウィンターセールといったサイト全体での大型セールもあります。
また月に3~5回程度、サイト内のほぼ全作品に使えるクーポンも配布されます。
気になる作品はお気に入り登録しておいて、セールやクーポンがあるときにまとめ買いするのがおすすめです。
おまとめ配送(とらのあな通販)
「とらのあな」の通販で同人誌やグッズを購入する際、カート内に「おまとめサイクル」という欄があります。

それぞれの違いは以下の通りです。
- 毎度便:日に1度注文状況と在庫を確認し、その時点で発送できる作品をまとめて発送
- 定期便(週1):毎週水曜日の深夜に注文状況と在庫を確認し、その時点で発送できる作品をまとめて発送
- 定期便(月2):毎月5日と20日の深夜に注文状況と在庫を確認し、その時点で発送できる作品をまとめて発送
定期便にすると、毎度便に比べて手元に届くまでの時間はかかってしまいますが、複数の同人誌やグッズを購入する際は一度にまとめてしまったほうが送料が安くなるケースがほとんどです。
ただし定期便(月2)に関しては200円の手数料がかかるため、購入する量やタイミングによっては、週1のほうがお得なこともあります。
イベント・ライブ参加の効率化
推しのイベントやライブに参加するのはとても楽しい体験ですが、特に遠征をした場合は交通費や宿泊費などが大きな出費につながりがち。
遠征費をできるだけ節約しつつ、無理なく楽しむためのコツを紹介します。
交通費の節約
イベント・ライブ参加に欠かせない交通費も、工夫次第で大きく差が出ます。
- 早割やお得なきっぷの活用(新幹線・航空券など)
- 夜行バスの利用
- 複数人での車の相乗り
夜行バスを利用する際は、夜行・高速バス予約サイト【エアトリ】などで価格と快適さのバランスが取れたバスを比較・検討してみるのがおすすめです。
宿泊費の工夫
遠方のイベント・ライブでは宿泊費も大きな支出ポイントになります。
以下のような工夫で、快適さを保ちながらコストダウンが可能です。
- 早割予約の利用
- 複数人での部屋シェア(ツインルームなどへの宿泊)
- ホテル公式サイトからの予約
- ポイントサイト経由での予約
多くのホテルでは、公式サイト経由での予約が最安値になる「ベストレート保証」を提供しています。
ですがすでに楽天トラベルやじゃらんnetなどのポイント還元を活用している場合は、トータルで見てそちらのほうが実質的に安くなることも。
予約前に比較してチェックすると良いでしょう。
現地での食費節約
イベントやライブ会場周辺の飲食店は割高かつ混みあっていることが多く、お金のみならず時間やメンタルも消耗しがち。
コンビニで事前に食料を調達したり、会場から少し離れた場所で食事をしたりすることで、食費を抑えられます。
「待つ」という選択
オタ活・推し活をしていると、「今すぐ欲しい!」という衝動に駆られることもしばしば。
けれど少し時間を置くだけで、コストを大きく抑えられる場面もあります。
発売直後を避ける
新作グッズは発売から数ヶ月経つと値下がりすることが多いです。
特に転売目的で買われやすいアイテムは、市場が落ち着くのを待つと良いでしょう。
セールを待つ
定期的にセールを行うサイトやショップの場合、次のセールまで待つことで大きく節約できることがあります。
サイトやショップによってはお気に入り機能があり、登録しておくことで次回のセール時にお知らせが来るところも多いので、活用していきましょう。
副収入で趣味の予算を増やす方法
節約と並んで効果的なのが、副収入で趣味の予算を増やす方法です。
特にオタク活動に関連した副収入なら、趣味と実益を兼ねることができます😊
メルカリなどでの不要グッズ販売
グッズの整理
推し変したり、熱が冷めたりしてしまったキャラやアイドルのグッズは、メルカリなどで同じ作品ファンに譲ることで、新たな推しへの資金にできます。
また一番くじやガチャで重複して当たったグッズなども(コレクション用と使用用などで複数必要な場合を除き)、同じように販売することをおすすめします。
ポイ活・アンケートモニター活用法
ポイントサイトの活用
宿泊予約や通販をするときは、ハピタスなどのポイントサイトを経由するだけで、追加でポイントがもらえることがあります。
たとえばニトリで買い物をする場合、ハピタスを経由することで、ハピタスのポイントとニトリのポイントがWでもらえます✨
このひと手間だけで、数%〜10%以上の還元が受けられるケースもあります。
普段使っている通販サイトや予約サービスがポイントサイトに対応していないか、ぜひチェックしてみてください。
アンケートモニター
マクロミルやFastaskなどのアンケートモニターに登録すれば、スキマ時間にアンケートに回答するだけでポイントが貯まります。
コツコツ答え続けていると、アンケートに答えるより高い報酬がもらえるインタビューの案内が来ることもあります🔍
クレジットカードのポイント活用
オタ活・推し活での出費も、ポイント還元率の高いクレジットカードを使えば、その一部が還元されます。
残念ながらどこでも常に高還元なクレジットカードは存在しないので、自分がよく使うショップなどに合わせて作るカードを検討しましょう。
カード会社はVISAもしくはMastercardが加盟店も多くおすすめ、と言いたいところなのですが、
成人向けの商品を取り扱うショップでは、JCBしか使えないところも多くなっています。
そういった買い物をする予定がある方は、VISAもしくはMastercardを1枚と、JCBを1枚持っておくのがおすすめです。
- 楽天関連サイトでよくお買い物をするなら楽天カード
- Yahoo!ショッピングをよく使うならPayPayカード
- スタバやセブンイレブンをよく使うならJCBカード W plus L
オタク特有のスキルを活かした副業アイデア
「好き」をそのまま収入につなげられる、オタクならではの知識やスキルを活かせる副業もたくさんあります。
ここでは、実践しやすいものをいくつかご紹介します。
イラスト制作
イラストを描くのが得意なら、ココナラやSKIMAなどでイラストの制作を請け負うことができます。
SNSのアイコンやTRPGのキャラクター、単価が高いものだとVTuberのデザインなど、さまざまな可能性が広がります!
レビュー記事の執筆
オタク作品に詳しいなら、その知識を活かしてブログやSNSでのレビューを発信し、アフィリエイト収益化を狙うのもおすすめ。
DLsiteアフィリエイト、DMMアフィリエイト、Amazonアソシエイトなどはオタク向けコンテンツとも相性ばっちりです👌
同人イベントのサポートスタッフ
大型同人イベントでは、スタッフを募集していることが多いです。
もちろんスタッフとしての仕事があるため一般参加のときほど自由に見て回ることはできませんが、報酬をもらいながら休憩時間にはイベントに参加できる、一石二鳥の方法です。
交通費やお弁当が出るケースもあり、実はかなりコスパの良い働き方だったりします。
少額から始める「将来のオタ活・推し活資金」づくり
趣味の楽しさを今だけでなく将来にも続けていくためには、少しずつでも資産形成を始めておくのが安心です。
投資は短期的なオタ活・推し活予算増加には直結しませんが、長期的に見れば大きな資産形成につながります。
「将来の推し活資金」と考えて、少額から始めてみるのも良いでしょう。
ここでは、初心者でも始めやすい少額投資の方法を紹介します。
つみたてNISA
月々数千円から始められる長期投資制度です。
年間400,000円まで非課税で投資でき、20年間運用できます。
コツコツ積み立てていくことで、将来のオタ活・推し活資金にもつながります💰
投資信託
投資信託は、複数の株や債券などに分散投資できるパッケージ商品です。
初心者には「インデックスファンド」と呼ばれる、市場平均に連動するタイプがおすすめです。
少額から買えるうえ、手数料も比較的安く、堅実な資産形成に向いています。
ロボアドバイザー
「投資って難しそう……」という方には、ロボアドバイザー型サービスがおすすめ。
WealthNaviやROBOPROなどのサービスを使えば、簡単な質問に答えるだけで、最適な資産配分を自動で提案&運用してくれます。
オタ活・推し活特化の家計管理テクニック
ここからは、オタク活動に特化した家計管理のテクニックをご紹介します。
「オタ活・推し活貯金」の仕組みづくり
楽しいはずの趣味が、財布へのダメージで苦しくなる。
そんな状況を回避するには、日頃からの「オタ活・推し活貯金」の仕組みづくりが効果的です。
自動積立の活用
毎月の給料日、自動的に一定額を「オタ活・推し活貯金」として別口座に振り分けるシステムを作ると、無理なく自然に貯まる仕組みが作れます。
先取りで予算を確保しておけば、次の給料日前に焦ってしまうこともなくなります。
目的別貯金
- 大型ライブのチケット代&遠征費用
- 推しの誕生日グッズ代
など、目的を明確にした貯金は、ただのお金の管理以上にモチベーションを高めてくれます✨
ごほうびルールで楽しく続ける
「100,000円貯まったらこのグッズを買ってOK」など、自分だけのごほうびシステムを作ると、貯金が我慢ではなく楽しみになります。
節約がちょっとしたゲーム感覚になるのもポイントです🎮
イベントカレンダーと予算計画の連動
年間を通じてオタ活・推し活を楽しむためには、記事の最初のほうの3つの原則でも示したとおり「見える化」することがカギになります。
特に複数ジャンルを追っている人や、遠征が多い人にとっては、計画的な予算管理が満足度を大きく左右します。
年間イベントカレンダーの作成
推しの誕生日、ライブツアー、大型同人イベントなど、年間で発生する主要なイベントをひとつのカレンダーにまとめて管理しましょう。
Googleカレンダーなどのデジタルカレンダーアプリを使えば、リマインダー設定や色分けもできて便利です。
予算の事前配分
カレンダーを見ながら、各イベントに使える予算をあらかじめ決めておくと、出費が重なっても慌てることが少なくなります。
「この月は遠征があるから、グッズは控えめにしよう」など、全体を見渡す感覚が身につくのもポイントです。
優先順位付け
- 絶対に行きたいイベント
- 余裕があれば検討
- 配信で視聴する
など、イベントごとに自分なりの優先順位をつけておくと、気持ちにもお財布にも余裕が生まれます。
緊急時のための「オタ活・推し活緊急資金」の確保
突然の限定グッズ発売、ライブの追加公演……。
オタ活・推し活をしていれば、予想外の出費はつきもの。
そんなときのために備えておきたいのが、「オタ活・推し活緊急資金」です。
オタ活・推し活専用の緊急資金を用意
通常の趣味の予算とは別に、突発的な出費に備えた専用の緊急枠として毎月少しずつ積み立てておくと安心です。
金額は、月3,000〜5,000円程度でもOK。
無理なく積み立てておけば、予算がなくて欲しいグッズなどをあきらめることも回避できます。
使用ルールの明確化
緊急資金があると、つい「なんとなく買っちゃおう」となりがち。
- ソシャゲで推しの★5が来たときに全ブッパ
- 同人誌の総集編を出す際に資金を使って特殊装丁を盛る
など、自分なりの使用条件を明確にしておくと冷静な判断がしやすくなります。
私は推し活緊急資金を設定してから、「買えない後悔」も「衝動買いしてしまう後悔」も激減し、精神的にも安定してオタ活・推し活に励めるようになりました💕
「備えあれば憂いなし」はオタ活・推し活にも当てはまります。
賢い家計管理のテクニックを身につけて、お財布と心の両方の余裕を守っていきましょう!
私がここまで紹介してきたこと以外にも、ファイナンシャル・プランナーなど、専門家の方がお金との付き合い方を解説してくれている本を読んでみるのでおすすめです📖

まとめ:オタ活・推し活予算を3割増やすための行動プラン
ここまでさまざまな方法をご紹介してきましたが、最後に今日からはじめられる具体的なアクションをまとめます🔥
今すぐはじめられる3つのアクション

オタ活・推し活専用の支出記録を作る
はじめからきっちりした家計簿を作ろうとしなくてかまいません。
シンプルなメモアプリに、使った日付・金額・内容をメモしていくだけでOKです。
固定費を1つだけ見直してみる
通信費、サブスク、光熱費など、今すぐ見直せる固定費を1つ選んでプラン変更や解約を検討してみましょう。
年間イベントカレンダーの作成
お金がかかるタイミングを事前に把握しておくことで、無理のない予算配分が可能になります。
手帳やデジタルカレンダーに予定を書き出して、月ごとの出費をイメージしておくと安心です。
1ヶ月以内にはじめたい取り組み

趣味と将来設計のバランスをとった予算組み
あらためて手順をおさらいします。
- 月収から固定費(家賃など)を引く
- 残ったお金の約25~30%を将来のための貯蓄・投資に割り当てる
- 約20%程度を趣味の予算として確保
- 残りで食費や日用品費などの変動費のやりくりをする
この流れで月々の予算を配分すれば、オタ活・推し活と将来設計が無理なく続けられる感覚がつかめるはずです。
ポイントサイトやアンケートモニターへの登録
スキマ時間を活用して、オタ活・推し活原資をゆるく増やしていきましょう。
ハピタスなどのポイントサイトを経由して買い物をするだけで、追加でポイントがもらえることがあります。
不要グッズの整理と販売
部屋をスッキリさせつつ、資金も手に入る一石二鳥のアクションです。
またグッズの整理は「自分の推し活の軸を見直す」きっかけにもなります。
メルカリなどのフリマアプリを活用すれば、意外と高く売れるアイテムが眠っているかも……?
長期的に取り組みたいこと
今すぐ成果が出るものではないけれど、将来のオタ活・推し活をもっと自由に楽しむために、コツコツ取り組みたいアクションをまとめました。

スキルを活かした副業の検討
イラスト制作やライティング、イベント運営の経験など、オタクならではのスキルを活かした副業は、収入源を増やすだけでなく、自己表現や交流の場としても価値がある取り組みです✨
まずはココナラやSKIMAを見て、どんなニーズがあるのかをチェックするところからはじめてみてはいかがでしょうか?
少額からの投資スタート
資産形成に関心はあるけど「難しそう」「怖そう」と感じている人にこそおすすめなのが、つみたてNISAやロボアドバイザーによる少額投資です。
月々数千円からはじめられるサービスも多く、将来の資金をゆるやかに育てることができます。
さいごに
オタ活・推し活と賢い家計管理は、決して相反するものではありません。
むしろ、趣味を心から楽しむためには、健全な家計管理が不可欠です!
この記事で紹介した方法を実践すれば、無理な節約や我慢をすることなく、オタ活・推し活予算を増やすこともじゅうぶん可能です。
大切なのは、「趣味か貯蓄か」という2択ではなく、「趣味も貯蓄も」というある種よくばりな発想です💰
あなたのオタ活・推し活がもっと充実しますように💕
※この記事は筆者の経験と取材に基づいて書かれています。
個人の状況によって最適な方法は異なりますので、ご自身の状況に合わせてアレンジしてください。