忙しい毎日の中で、思うように趣味の時間が取れず、もどかしさを感じているオタク女性は少なくないと思います。
私も仕事や家事、予定外のトラブルなどで気づけば1日が終わっていて、あっという間に寝る時間になっていることも……。
特に同人誌を出す予定があるときは、原稿をちっとも進められない日があるとかなり焦ってしまいます💦
けれど、ほんの少し工夫するだけで、限られた時間の中でも趣味を楽しむ時間を作ることはできます!
- 仕事とオタ活・推し活の両立に悩んでいる方
- 推しの情報の収集に時間がかかりすぎている方
- 睡眠時間を削ってオタ活・推し活をしている方
- 効率的にオタ活・推し活を楽しむ方法を知りたい方
「時間がない」とあきらめる前に、ちょっとした工夫で趣味の時間を確保する方法を試してみませんか?
この記事では、仕事や日常生活を犠牲にせず、睡眠時間もしっかり確保しながら、効率的に推し活を楽しむための実践的なテクニックをご紹介します✨
ちなみに「時間よりもお金を増やしたい!」という方にはこちらの記事がおすすめです💕
時間と予算の両面からオタ活・推し活を充実させていきましょう!

平日のオタ活・推し活時間を確保するための時間管理術
平日は仕事や家事で忙しく、気づけば1日が終わっていた、なんて経験はきっと誰しもがあるはず。
限られた時間の中で趣味の時間を確保するには、意識的な時間管理が欠かせません。
スキマ時間の有効活用
通勤時間や昼休み、入浴中などのスキマ時間を趣味の時間にしてしまいましょう!
実際に私が行っている活用法をお伝えします。
通勤時間
私は片道約1時間、つまり往復で2時間かけて電車通勤をしています。
この時間をただ移動するだけにするのはもったいないので、今は電車の中ではマンガを読んだり、ボイスドラマを聴いたりして過ごしています。
移動中に楽しむコンテンツを探すには、Kindleやaudibleなどの、電子書籍や音声配信サービスの活用がおすすめ。
読みたい本や音声作品をスマホで手軽に楽しめて、荷物が増えないのもポイントです。
昼休み
会社の昼休み1時間のうち、30分をお昼ごはんと休憩、もう30分をオタ活に使っています。
SNSをチェックしたり、小説同人誌の原稿を少し進めたりと、短いながらも集中できる大切な時間です。
ここでポイントなのは、SNSチェックのための時間を意識的に設けること。
ダラダラ見てしまいがちだからこそ、「見るのは5分だけ」などと自分の中で決めておくことが大事だと思っています。
入浴中
本当に時間がないときはシャワーでさっと済ませてしまいますが、寒い日や疲れた日はやはり湯船でしっかりあたたまりたいもの。
防水ケースを使えば、お風呂の中でもスマホで動画視聴や読書が可能です。
リラックスしながら推し活ができる一石二鳥の時間です。

週に1日「オタ活・推し活タイム」を設ける方法
毎週特定の曜日の夜を「オタ活・推し活タイム」として確保するのもおすすめです。
たとえば私の場合、毎週水曜日の20時〜22時は、家事や他の予定を入れず、趣味だけに集中する時間にしています。

カレンダーアプリに予定として登録し、自分との約束として守ってしまいましょう。
「時間がないから趣味が楽しめない」とあきらめるのではなく、「趣味の時間を先に確保する」という発想の転換が重要です💡
「時間泥棒」を特定して排除する
私たちの日常には、気づかないうちに時間を奪っていく「時間泥棒」が潜んでいます😠
これらを特定し、排除することで、趣味に使える時間を増やすことができます。
スマホ依存をチェック
iPhoneの場合は「スクリーンタイム」、Androidの場合は「Digital Wellbeing」を使うと、どのアプリにどれだけ時間を使っているかを確認できます。

このグラフから、何となくSNSを見ていたり、思ったよりゲームをしてしまっていたりといった無意識の時間浪費が見えてきます。
(私の場合はYouTubeショートをついつい見てしまっています……)
記録をもとに、「この時間は本当に自分が望んで使った時間か?」と問いかけてみましょう。
無意識の習慣に気づくことが、変化の第一歩です🐾
特定のアプリの利用時間を制限
スマホをつい触ってしまうことを防ぐためには、スマホに「強制的に使わせない仕組み」を取り入れるのも有効です。
Androidの場合は同じく「Digital Wellbeing」の中にある「おやすみ時間モード」と「フォーカスモード」を活用すると良いでしょう。
「おやすみ時間モード」は指定した時間に
- サイレントモード
- 通知をオフ
- 画面がモノクロ
にしてくれます。
通知がオフになることで気が散ることがありませんし、画面がモノクロになることで視覚的に「今はスマホを使わない時間だ」と意識することができます。
「フォーカスモード」は特定の時間に特定のアプリの利用を制限してくれます。
私の場合、平日の前日の夜間はSNSやゲームができないようにロックをかけています。

iPhoneにも同様の機能があり、同じような制御ができるようです。
※ 私はiPhoneユーザーではないため、詳しい設定方法は他のサイトを参考にしてみてください。
簡単時短料理
料理は毎日の大きな時間消費源、でもあまりおざなりにはしたくないですよね。
うまく効率化することで、趣味に使える時間を捻出しましょう!
作り置きの活用
週末に平日分のお弁当を作って冷凍しておいたり、2~3種類のおかずを作り置きしておくと、平日の調理時間を大幅に削減できます。

ミールキットの利用
手間を省くために、献立と調理方法が決まったミールキットを利用するのも一手です。
ミールキットの老舗「ヨシケイ」の「カットミール」は、包丁をほとんど使わず、15分程度で2品作れるのでとてもおすすめです!
掃除・洗濯の効率化テクニック
日常の中でも特に時間と手間がかかるのが、掃除と洗濯。
この2つを少し工夫するだけで、オタ活・推し活に使える時間がグッと増えます。
「ながら掃除」の習慣化
他の行動と組み合わせる「ながら掃除」で、掃除だけにかける時間が短くなります。
- 歯を磨きながら洗面台を軽く拭く
- お湯が沸くまでの間にキッチン周りを拭く
などのちょっとした工夫で、日々の汚れを溜め込まずに済みます。
ロボット掃除機の活用
コストはかかりますが、特にひとり暮らしや仕事が忙しい人にとって、掃除ロボットは時短アイテムとして非常に有効です。
床掃除を完全におまかせでき、外出中に掃除が終わっている状態は思った以上に快適です✨

洗濯を週2~3回にまとめる
ひとり暮らしの場合、洗濯は毎日こまめに行うよりも、週に2~3回まとめて行う方が効率的です。
水道代の節約にもつながります。
買い物の時間を削減する方法
スーパーやドラッグストアに何度も足を運んでいると、それだけで1週間に何時間も取られてしまうことも。
ちょっとした工夫で買い物の回数や時間は減らせます。
一度仕組みを整えてしまえば、思っている以上に時間と心にゆとりが生まれますよ👌
まとめ買いの徹底
週1回、大型スーパーで食材をまとめ買いしておくと小さな買い物の回数を減らせます。
また買い物リストを事前に作っておくと、滞在時間の短縮にもつながります。
ネットスーパーの活用
配送料などでやや割高になることはあるものの、ネットスーパーを使うと買い物の際に重い荷物を持つ必要がありません。
もし配達エリア内であれば、イオン系列の「グリーンビーンズ」など配達時間を細かく指定できるネットスーパがおすすめです。
日用品はサブスクで注文
トイレットペーパーや洗剤など、定期的に必要になる日用品はAmazon定期おトク便などのサブスクで届くようにすると、買い物の手間が省けるうえ、買い忘れがありません。
SNSめぐりの効率化
オタ活・推し活とSNSはもはや切っても切り離せない関係性ですが、漫然と巡回していると大量の時間が消費されます。
効率的な情報収集方法を身につけましょう!
X(Twitter)の機能を使いこなす
最新情報をいち早くキャッチするには、やはりX(Twitter)の活用が欠かせません。
ただ情報の流れが速く、すべてを追おうとすると逆に時間が奪われてしまうことも。
X(Twitter)のリストの作成と活用法
X(Twitter)ではリスト機能を使うことで、フォロー全体のタイムラインを見なくても、特定のアカウントの投稿だけをまとめて確認できます。
推しのジャンルごとにリストを作成したり、公式アカウントだけを入れたリストを作ったりすれば、「今見たい情報」だけにアクセスする導線が整います。
通知設定の最適化
すべての通知をオンにしていると、他の作業が頻繁に中断され、集中力が低下します。
本当に重要なアカウントの通知だけをオンにし、それ以外はリストで定期的にチェックする習慣をつけましょう。
情報収集のルーティン化
推し活において、情報収集は欠かせない要素のひとつ。
とはいえ、思いつくままにSNSを巡回していると、あっという間に時間を消費してしまいます。
そこでおすすめなのが、情報収集を1日のルーティンに組み込むこと。
決まったタイミングに短時間だけチェックする習慣をつければ、効率よく最新情報をキャッチでき、時間の浪費も防げます。
睡眠時間を削らないオタ活・推し活スケジュール管理のコツ
オタ活・推し活に熱中するあまり、睡眠時間を削ってしまうと、長期的に趣味を続けることが難しくなります。
健康を維持しながら推し活を楽しむためのスケジュール管理を身につけましょう。
「オタ活・推し活優先度」の設定方法
すべてのオタ活・推し活イベントに参加できればいいですが、それは現実的ではないですよね。
優先度をつけることで、無理なく継続できるオタ活・推し活が実現します。
「絶対参加」と「余裕があれば」の区別
参加したいイベント・ライブのTier表を作ってみましょう。
- S(絶対参加):推しの単独イベント、推しのオンリーが開催される大型同人イベントなど
- A(できれば参加):推しのサイン会、推しカプが多めの同人イベントなど
- B(余裕があれば):配信ありのライブなど
- C(情報収集のみ):推しの関連情報、関連作品など
この分類に基づいて、時間とお金を配分することで、無理のないスケジュールが組めます。
無理をしないための判断基準
以下の条件に当てはまる場合は、参加を見送ることも検討しましょう。
- 翌日の仕事や重要な予定に影響が出る
- 体調不良や極度の疲労がある
- 移動時間が極端に長い
「推しは推せるときに推せ」という言葉がありますが、
これは「推しがいついなくなってしまうかわからないから推しておこう」という意味以外にも、
「自分が健康に推し活をできるときに推しておこう」という意味も含まれているのではないかと私は思っています。
健康あってのオタ活・推し活だと考えることが、長く続けるコツなのではないでしょうか。
体調管理とオタ活・推し活の両立
どれだけオタ活したくても、どれだけ推しを応援したくても、身体が元気じゃないと楽しめません💧
睡眠不足や疲労がたまったままでは集中できず、日常生活にも支障が出てしまうことも。
オタ活・推し活を長く・楽しく続けるには、体調管理も推し活の一部として意識してみましょう!
睡眠の質を高めるテクニック
夜ふかししたり、寝落ち配信を見た翌日、「なんか今日ずっとだるいな……」なんてことありませんか?
そんなときは、以下のようなシンプルな工夫で睡眠の質を底上げしてみましょう。
- 寝室は涼しく、暗く、静かな環境に整える
- 就寝時間と起床時間を一定に保つ
- 休日も平日と同じ時間に起きる習慣をつける
個人的におすすめなのは、寝る際にホットアイマスクを活用することです。
あたたかくて目元がじんわりほぐれる感覚があり、とてもリラックスできます。
また視界が強制的にシャットアウトされるので、いつまでもダラダラとスマホを見続けてしまうことも防げます。

短時間でも効果的な休息法
まとまった時間が取れない日でも、ちょっとした工夫で心と身体のリセットは可能です。
- 15~20分程度の昼寝
- 5分程度の瞑想・マインドフルネス
- 軽いストレッチ
私ははじめ、瞑想ってスピリチュアル要素強いな……と忌避していましたが、音声ガイドをしてくれるアプリを使って試してみたら、思った以上に心身が落ち着く感覚がありました。
それからは夜と、時間があれば朝にもちょっとした瞑想の時間を設けています。
今はメンタルケアアプリの【Awarefy】を使って、瞑想をはじめとしたプログラムを活用してメンタルコントロールを行っています。
長期的なオタ活・推し活計画の立て方
年間カレンダーの活用
推しの誕生日、ライブツアー、大型同人イベントなど、年間で発生する主要なイベントをひとつのカレンダーにまとめて管理すると、予算や休暇の配分がしやすくなります。
Googleカレンダーなどのデジタルカレンダーアプリを使えば、リマインダー設定や色分けもできて便利です。
オタ活・推し活の「繁忙期」と「閑散期」の把握と対策
オタ活・推し活にも繁忙期と閑散期があるジャンルが多いのではないでしょうか。
繁忙期(新作発売時期、ツアー時期、大型イベントなど)には予算と時間を多めに確保し、閑散期には体力回復に重点を置くなど、メリハリをつけて楽しみましょう💓
まとめ:オタ活・推し活時間を少しずつ増やしていく方法
ここまでに紹介してきた方法は、決して「これをやらなければならない」というものではありません。
あなたの生活スタイルに合わせて、取り入れられそうなものから少しずつ試してみてください。

- 平日にオタ活・推し活の時間を確保
- 通勤時間や入浴中などのスキマ時間を活用
- 週に1日「オタ活・推し活タイム」を設ける
- 「時間泥棒」の特定と排除
- 料理・掃除・洗濯・買い物などの家事を時短で済ませる
- SNSめぐりの効率化
- X(Twitter)のリスト機能・通知設定を使いこなす
- 情報収集のルーティン化
- 睡眠時間を削らない工夫を行う
- 「オタ活・推し活優先度」の設定
- 体調管理との両立
ちなみに私が実践して特に効果を感じたのは、スマホのおやすみモードとフォーカスモードの利用です。
ついつい漫然とスマホを見てしまう時間を見直すだけでも、週に数時間の有意義な時間が生まれるかもしれません。
あなたらしいリズムを見つけて、日々の生活もオタ活・推し活も、そして自分自身も大切にできる毎日を一緒に作っていきましょう。
この記事があなたのオタ活・推し活ライフの一助になれば嬉しいです💕
※この記事は筆者の経験と取材に基づいて書かれています。
個人の状況によって最適な方法は異なりますので、ご自身の状況に合わせてアレンジしてください。